Archive for 7月 13th, 2012

みんと7月13日(金)号を発行しました。

今週から3週にわたって

表紙面ではこれから行われるオホーツクの「お祭り」を紹介します。

今週末は、遠軽がんぼう夏まつりと美幌観光和牛まつりが行われますので

紙面をチェックしてくださいね。

今週も「みんと」をよろしくお願いします!!

サッチャーの映画は本日まで

こんな夜更けに…金曜担当(さ)です。

11日・水曜日・レディースデイに、シアターボイス(北見市まちきた大通ビル・パラボ)で映画を観てきました。

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』です。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

大女優メリル・ストリープが、

認知症をわずらう元イギリス首相のマーガレット・サッチャーを

演じるという伝記映画。

これを見ようと思ったのは、先月末にワーナーマイカルシネマズで

『わが母の記』を観たからなんです。

(『テルマエ・ロマエ』を観てから映画づいてます!

映画って観出すと癖になりますよね~。

映画館はやはり集中力が違います)

 

 

 

 

わが母の記

『わが母の記』は井上靖の自伝的小説が原作で、

認知症の母を演じるのが樹木希林。

樹木希林が「鉄の女サッチャーに負けないように演じました」と

語ったというので、

サッチャーの映画も観なくては!と思ったしだい。

『わが母の記』は認知症の映画というよりは、

親子のあいだの誤解というテーマを強く感じて、映画館を後にしました。

そういうことって、本人が知らないだけで「ある」のでしょうね。

私も亡き親のことを誤解したままなのかもしれず、

うちの子たちも私のことを誤解しているのかも知れず…

「悪い」誤解は命あるうちに解けることを願わずにはいられません。

樹木希林さんの鬼気迫る徘徊の演技も印象に残りました。

 

さて『鉄の女の涙』。いろいろな見方があるでしょうが、

私はこれは見事な認知症の映画だと思いました。

『わが母の記』が息子の目を通して描いた認知症だとするなら、

『鉄の女の涙』は本人の側から描いているという点で、稀有な作品だと。

周りのひそひそ話に不穏なものを感じとり、自分は何かおかしいのか?と疑う…。

でも、自分はどこも悪くない、健康だ、とも思う…。

その揺れる心…もし自分が病気になったら本当にこういう感じなんだろうな、と思われてきて、胸に迫ります。

そして、病気でいることは悪いことなんだろうか、

認知症が治るって本人にとって幸せなんだろうか、とも感じてしまいました。

そんな風に思うのは、この物語の場合に限って、のことかもしれませんが。

『鉄の女の涙』は惜しくも本日まで! お節介ながら、上映時間のお知らせ。

①10:30 ②13:00 ③15:30 ④18:00

同じ6階フロアーでは、名画ポスター展も行われていますよ。

興味のある方、でも今日は無理、という方はDVDになるのを待ってくださいね。

 

『わが母の記』の上映はすでに終わりましたが、原作本(講談社文庫)はあります。

わが母の記(文庫)

自分のお母さんの様子を淡々と客観描写していく筆致に、

さすが昭和の文豪…と感じました。

ほとんど読んだことのない井上靖本ですが、

ある程度の年にならないとわからないのかも…。

 

 

では、よい3連休を♪

私は札幌へ行き、お姑さん&息子ほかに会ってきます。

お天気いいといいですね!

 

 

 

我が母の記は私も観ましたよ。とってもいい映画でしたね。映画の舞台が静岡県ということもあって、自分の暮らす場所にステキなところもあるんだと改めて感じた作品でした。(有美)