皇室のボンボニエール


金曜日、(さ)です。

肌寒かった3連休が終わったら、夏っぽくなりましたね。

もうちょっとドライだといいんだけど…。

今日のみんとの「ひとりごと」にも書きましたが、

身体を動かすと汗が出て出て止まりません。

カラッとしてれば、汗も乾きやすいと思うんですが…。

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さて令和になって、もうすぐ3カ月が経とうとしています。

「改元」の日は5月1日でしたが、ずいぶん前のことのように思います。

私は「まだ3カ月も経ってないんだっけ?」という感じ。

なぜなのか。

事故や事件が続いているせいかもしれません。。。

 

皇室のボンボニエール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は本の紹介です。

「皇室のボンボニエール」増補新版

扇子忠(せんす・ただし)監修

2019年5月1日発行 阿部出版

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購読している日経新聞の文化面(一番後ろの面)で、

平成最後の4月30日から、

「日本のボンボニエール十選」という連載があり、

「ボンボニエール」に興味を持ちました。

執筆者は学習院大学史料館学芸員・長佐古美奈子さんです。

「ボンボニエール」はフランス語で、

ボンボンのような砂糖菓子を入れる容器のこと。

もともとフランスやイタリアには、子供の誕生や結婚などの慶事に

いわゆる引き出物としてボンボン入れを贈る風習があったそうです。

それにならい、明治時代中期以降、天皇即位、皇族の誕生、ご成婚など

皇室の慶事の折には、式典に招かれた人々に、

このボンボニエールが記念品として贈られるようになったそうなのです。

中には金平糖が何粒か入っているのだとか。

本の表紙左上にある「蓋に岩上の鶴亀を付した銀製菓子器」は

1894年、明治天皇皇后の銀婚式の祝典饗宴に招かれた人々に配られたもので、

皇室のボンボニエール第1号ではないかと言われています。

岩の部分が蓋になっているんですね。

皇室のボンボニエールは一つ一つがものすごく精巧なつくりになっていて、

日本の工芸技術を世界に広める役割を担ったと言われています。

明治維新で職を失った刀飾職人の技も、

こうした形で命を得ていたということらしいですよ。

この本はA4判、128頁。掲載作品 265点。オールカラー。

豪華なだけでなく、凝ったデザインのものあり、

時代を象徴するデザインのものあり、

眺めているだけで興味深いです。

兜型、飛行機型など、どこに金平糖を入れるのか想像するのも面白くて。

豪華本なので、3000円+税とちょっと値が張るのですが、

北見市中央図書館に所蔵されていますので、

手軽に手に取ることができますよ。

しばし異世界に遊んでみませんか?