先週、初めてオーロラ号に乗船したといいましたが、釧路から網走まではJR釧網線も乗ってみました。
廃線論議がかまびすしい中ですが、まず乗ってみなければ、ということで、釧路への出張を奇貨としました。
まずは釧路駅、午前8時57分発「しれとこ摩周号」に乗車しました。釧路の人から意外と混むから早めに行った方がいいとアドバイスを受けたのですが、この日は幸い、始発からは10人くらい。余裕で座れましたが、一両編成なので確かに油断はできません。
駅を出て間もなく、釧路湿原が車窓に広がります。天気がよく、十勝連峰がきれいに見えました。運がよければオジロワシの群れが木にとまっているところも見られる、と言われましたが残念ながらそのようなシーンはありませんでした。
ただ、塘路湖を過ぎた、茅沼駅でつがいのタンチョウヅルを見ることができました(残念ながら写真は撮れませんでした(´;ω;`))
斜里からはとたんに乗車する人が増えてきます。流氷を見に、たぶん台湾の人たちでしょうか。前回、オーロラ号乗船記でも書いたように、ちょうど流氷の着岸日でしたので、見事な氷原が車窓に展開していました(これも反対側に座っていたので写真はなしです。スミマセン)。
こんな素敵な自然の景観が楽しめる線路をなくしてしまうのは、本当にもったいないと思います。ダイヤとか車両とか工夫すれば、もっともっと観光客を呼べるのではと思いました。