Archive for 1月 9th, 2021
日本古来の食事マナー
こんにちは。土曜日(さ)です。
北見も大雪になりました。
一夜明けて、晴天。
雪かきお疲れ様です!
私は昨日、2回目の雪かきが終わったら、頭痛がしてきました。
お風呂に入ったりして、やっとマシに。
雪かきをやると、気分的には暑いんだけど、身体は冷えきっているのではないかな。
がんばりすぎないよう気を付けましょうね。
* * *
昨日発行の「みんと」の2ページ、「みんとのひとりごと拡大版」で、
手話について書きました。
手話は唾が飛ばないから、コロナの時代に安全で便利なのでは?ということ。
そこで思い出したのは、子供の頃のこと。
晩御飯の最中に歌を歌ったら、親にめっちゃ叱られた思い出。
楽しいから歌ったのに、歌って楽しいのに、何で叱るんだ、と
面白くない気持ちになりましたが、今なら分かります(えっ?今ごろ)。
食事のマナーに違反してるからです!
「口に物を入れたまま話をしてはいけない」
耳にタコができるほど言われましたよね。
食べ物が口に入ると、消化のために唾液が分泌されます。
その状態で話をすると、たくさんの唾が、
同席している相手や料理に飛んでしまうわけです。
特に大声になると唾も遠くにたくさん飛びます。
歌うなんてもってのほか!
(でも、これを大声で叱るのも飛沫が…)
日本は高温多湿でカビや食中毒が発生しやすい風土。
さらに、昔は伝染病のワクチンも特効薬もありませんでした。
そういう時代に病気を蔓延させない生活の知恵が
マナーとなって受け継がれてきたのでしょう。
唾以外にも、命に関わる誤嚥の心配もあります。
他にも、箸のマナーもいろいろありますよね。
直箸をしない、取り箸を使う、迷い箸はしない、
箸と箸で食べ物を渡す合わせ箸をしない、などなど。
旅館の会席料理だと、一人ずつのお膳に1人ずつの食器が載っていたりします。
(「載って」は×、「乗って」ですね)
他人のグラスからそのまま口を付けて飲むのも違反ですよね。
食事の場はしつけの場だったわけです。
ところが、いつからか、
「食事は会話をしながら楽しく」
「食事中はテレビを消して家族で会話を」
なんて言われるようになりました。
いったん、そうなった生活習慣を、また昔のマナーに戻すのは大変。
だけど、コロナ対策で、またやらないとね。
学校給食の場では、先生も児童さんたちも神経を使って、
さぞ頑張っていることと思います。
本当にお疲れ様です!
先日、久々にひかりの方面に車を走らせ、
「おかしの家・福茶」さん前を通りかかりました。
北見市春光町、創業71年の老舗です。
庶民的なたたずまい。でも、中に入るとジャズが流れています。
美味しい。でも、庶民的なお値段。
今回は「カシスディジョン」というカシスのケーキ(写真手前)が美味しかった♪
篠根農園さんのカシス(黒スグリ)だそうです。
雪かき(肉体労働)シーズンは、スイーツも遠慮なくいただきます!