Archive for 7月 20th, 2021

明るい介護〜第10回〜義妹の思いと始まったら止まることのない介護〜

こんにちは、千葉(有美)です。

関東は梅雨が明けて夏本番を迎えたようです。

先日は北見も猛烈な暑さだったようですね。

暑い時は、水分とって無理な野外活動控えてヒッソリ過ごしましょうね。

実家にカメラを付けて、私達はそれぞれの場所から義母の様子を伺う日々の中。

週に3日、毎朝9時半にデイサービスのお迎えがきます。

本人は、当然、何故デイサービスに通うのか理解してません。

「お母さんは、認知症で1人で生活するのには私達からみて心配だから通ってください」とは言えません。

いくら相手が認知症の病気でも理由付けが必要。もちろん、それもあまり理解できないし、直ぐ忘れる。

「デイサービスの管理者が主人(息子)と同級生で、デイサービスの管理者やっていて

一人暮らしの母を心配して、デイサービスに誘ってくれたから行っておいでーそうしてくれると私達も安心だし。」

こんな、嘘の理由付けを毎朝毎朝、電話して、拒否を繰り返す義母に念仏のように声かけする。

これが私の日課。

もちろん、声かけですんなりとは行きません。義母の話を傾聴し段々とずれていく義母の話を「デイに行く身支度」の話に戻す。

けっこう、この声かけシンドイです。

因みにこの声かけは一年たった今も問題が増えた上で続いてます。

義妹に言うと「ママは嫌なんだよね」とか「デイサービスの代わりに、

毎週1回近所の〇〇のおばちゃんちに行ってるじゃん」などと、

おいおい、何言っちゃってくれてるの?

〇〇さんは96歳、身体は不自由だけれど、認知症ではない。〇〇さんのお宅は「デイサービス」ではない。

何かズレている。お願いします。ズレるのは、ママだけにして…

そんなこんなで、四十九日で帰省の際、デイサービスの管理者に

義母が「デイサービスで楽しんで過ごしてる」と言う姿を見学させて下さいとお願いした。

これは、義母の楽しく過ごしている姿を「義妹」に見てもらうための見学として

管理者にお願いしたものだった。

義母は詩吟の先生もやっていることもあり、歌は上手です。

主人が子どもの頃は「家族そろって歌合戦」にも出たことがあり、お家にもタテが誇らしげに飾ってあります

(あっ、埃だらけのトロフィーゾーンを拭き掃除できるよう、大掃除してクリアにしたのは私です)。

デイサービスのレクレーションの時間に見学しに行きました。陰から隠れて様子を伺い、

義母の歌を聴いてました。管理者からも日々の義母の様子を教えてもらいました。

しかし、義妹は義母を見ようとしない。

全くもって見ない。

「ほら、楽しそうに周りの人とも話ししてるよ」と声かけても義妹は義母の姿を見ようとしません。

そして、義妹は主人にボソッと言いました。

「ママは、こういうところ嫌いなんだよね」と。

勿論、想定してました。

義母はともかく、義妹が初めからそのスタンスで協力的ではない。

分かっていたから、この見学を予定したんです。

陰から見ていましたが、このまま連れて帰る予定だったので、様子を見終わって、そーっと

義母の背後に回って「ママ!迎えに来ちゃった!ママ歌凄い上手でビックリしちゃったわー。

楽しそうでよかったねー」と周りの利用者さんにも挨拶しながら声をかける。

でも、義妹は側にも寄って来ない。

「私のお母さんは、認知症なわけがない。私のお母さんは詩吟やお琴の先生をやっているんだから『こんなところ』に通うはずがない」

そう思ってるのだろうなーと、介護士目線で感じました。

自分の親がまさか?!当然な思いだと思う。

でも、周りの家族が早く親の認知症を認めて受け入れなけらば、必要なケアがその分遅れる。

家族に私の様に介護を仕事にしているものがいても、アドバイスもなかなか聞き入れない。

デイサービスなんか通わず、東京からカメラ通して見てれば十分だと想っている義妹。

この「明るい介護」の最初の方にも書きましたが、今回の介護で1番問題なのは義妹。

家族の1人でも現実の受け入れが遅くなると、1番困るのはなにより「義母」。

私は義母だけの介護をするなら百歩譲ってやったとしても、義妹の心のケアまでしなくてはいけないのか?

物凄く葛藤がありました。仕事としてだったら家族の心のケアも入ってきます。当然仕事においてはやってきました。

でも、私は今は何?「嫁?」「介護士?」

この葛藤は、ハイ!今も続いてます。(笑)

葛藤しながら、腹立つことも抑え、全ては「義母の安心安全な生活」。

私は私のやるべき事をやるだけ。

この話は去年の9月の話です。

ちなみに、明後日は義父の一周忌と義母の介護で帰省します。

久々に義妹も一緒の帰省。嵐の予感(笑)。

どうぞ、キレませんように!んっ?誰が?

この話は、またいつかの回で。

お口直し

我が家のダイニングテーブルの上のグリーンは「豆苗」。

私に癒しを与えてくれる、愛するムッちゃんの

豆苗タイムの写真です。