Archive for 11月 9th, 2021

明るい介護21回 家族旅行後半

おはようございます。千葉(有美)です。

今日の「明るい介護21回目」は、家族旅行の続きです。

登別温泉に着いて一休みしてても、義母の様子は、何となく「温泉に来てる」ことを理解出来てるような出来てないような…

まだ笑顔が見られてるうちに温泉!帰省したらノルマの「義母をお風呂に入れ下着を交換する」をする。

湯上がりで気持ち良くなったところで夜ご飯のビュッフェ会場へ。

お腹もいっぱいになり、デザートを取りに行ってテーブルに帰ってくると、何やら義妹と義母がすったもんだしている。

「どうしたの?」と聞くと、義母は言う「このお肉、隣のクウちゃんに持って帰るの」と紙ナプキンに包んでいる。

その様子を見て義妹は「そんなの持って帰れないよ」と押し問答。

毎朝、仏さんからおろすご飯をクウちゃんにあげるの!と、溜め込んでるものね、ここでもそりゃ持って帰りたいのよね…

「ママ、じゃあ汁気が出るから係の人にポリ袋もらうからそれに入れていこう」と声かけして義母も納得してくれた。

そこへビュッフェラウンドから戻ってきた夫が「なしたのー?肉〜?!クウちゃんに持って帰るってかー、いいって持って帰らなくて!俺が食べるんだ!」と

パクパク食べて一件落着。(笑)

ここで、義母に付き添ってお料理盛り付けた学習していない義妹は、翌朝のビュッフェでも
お皿をてんこ盛りにしてテーブルへ。

夜ご飯並みにお料理を盛り付け、とっくに私や夫の盛り付けた量を超えている。

そして、よりによってお皿に麻婆豆腐…食欲の凄さというか、さらっと盛り付けている。

まだ食べれるなら、また取りに行けばいいのに…案の定、麻婆豆腐や目玉焼き等々残して、また夫が嫌な顔しながら食べてました。

認知症ってそうなんです。自分で食べる物や食べれる量を判断が困難になってくるのです。

隣に寄り添ってる者が、ある程度把握して本人に聞きながら食べたい物をお皿に取り、様子を見る介助が必要。

こうして、多く取りすぎて残ってしまうと「クウちゃんにお土産」勿体ない性分も発揮されてしまう。

本人に「残した」という負い目を感じさせず、楽しく食事をとれるのがベスト。

「ママ、コレ食べる?」「うん」と、聞けば「食べる」と答えちゃう。この会話で沢山取ってしまったんだろうね。

お部屋では2人実子がママを挟んで川の字で就寝。私は外れて頭側に。

夜中の3時過ぎに「ここ何処?子供達は?皆んな帰ったの?」等々、目が覚めた時、いつもの環境と違うものだから

予想したとおりに不穏の質問攻め。義母が義妹の方に向いて声をかけて義妹が捕まり、丁寧に義母が納得するまで話し相手になってくれました。

んっ?私?当然、気がついたものの、そこは義妹に任せます。入所したらお世話したくてもお世話出来なくなるからね。

やってもやってもやり尽くしたと納得いくことの難しい「親の老い」に対しての向き合い方。

と、いう大義名分の元に、私は壁を向いて改めて夢の中へ…。

ここで私が手を出したらまた「介護って楽ちん」と思われるてしまうのでね。

朝起きてまた皆んなで朝風呂。

義母の悪いところ「あれあれあの人見てごらん○○だよ」とクスクス笑う…

やめてママ…聞こえるから…

と、いう冷や冷や風呂も上がり、温泉を出て義母の生まれた平取へ。

お墓参りして、親戚のお家に寄りました。写真屋さんをやってるので写場で家族写真を撮ってもらう。

何気に最後におじさん(義母の弟)も義母を1人で撮ろうとしたけれど、何かを察したのか嫌々が始まり、

仕方ないから「じゃあ嫁と姑で撮ろう!なかなかないよーこんなシチュエーション!」と

2人で記念撮影。
いかようにもトリミングして…な、記念撮影。

と、写場の一角がカラオケ屋さんになっていて、歌の上手な義母に沢山歌を唄ってもらい

気持ち良くなっていただいて帰宅。

多分、昭和のサラリーマンが頭にネクタイ巻いて接待してるくらいの「お接待」をしました私。

私の出来ることは、義母を楽しく安全に過ごさせてあげること。

その一瞬でも義母の笑顔が長く続けば私にとっての「良し」なのです。

こうして「家族旅行」は終了。

前回の三者会談により「家族旅行」は、入所に向けての「義妹」への思い出作りと称して行ったイベント。次のステップへ大詰めです。